Astra Tech World Congress 2006 in New Yorkでの講演を終えて。
 
 さる4月6日(木)から8日(土)までの3日間にわたり、Astra Tech World Congress 2006がニューヨーク ヒルトンホテルにて、世界各国から約1600名の参加者を集めて盛大に開催され、日本からも約70名の先生方が参加しました。
 
 今大会はアストラテックインプラントとしては初めての世界大会であり、ChairmanにはProf.Tomas Albrektsson、Executive ModeratorにはProf.Jan Lindheがつき、Scientific Committee にはProf.Lyndon Cooper、Prof.Dennis Tarnowらのそうそうたる面々が名を連ね、上田 実教授もScientific Committeeとして加わっていました。演者は各国から80名以上の臨床家や研究者が集められ、日本からは私、寺西邦彦と上田 実教授、行田克則先生が講演してまいりました。
 
 初日は、午後からProf.Tomas Albrektssonらによる基調講演からはじまり、アストラテックインプラントでは現在世界的に主流になりつつあるOsseoSpeedについても詳しく解説され、夕方からは場所をロックフェラーセンターのレインボールームに場所を移し、ウェルカムレセプションが盛大にとりおこなわれました。
 
 2日目の午前中は、イミディエイトプレイスメントとイミディエイトローディングの現況に関するプログラムが組まれており、午後からは外科、補綴そして生体力学のそれぞれの会場にわかれて講演が行われました。
 
 3日目の最終日、午前中は私の講演を含む、臨床ケースや、骨移植、メインテナンスなどの講演がそれぞれの会場でおこなわれ、最新のリサーチに関する内容も数多く紹介され、午後からは審美分野の講演で締めくくられました。
 
 私も過去においては、1993年のスウェーデン、イエテボリ市で行われたFDI(国際歯科学会)年次総会をはじめとして、数回の海外での発表を経験していますが、今回のような大きな国際学会での発表は初めてで、さすがに緊張は隠せませんでした。とにかく創造を絶するくらいの大きな会場で、私の発表は朝一番の午前8時開始でしたが、700名位の聴衆がおり、さすがになれない英語での講演そしてディスカッションは、正直言って、緊張しました。
 
 今回、このような大きな国際学会において演者として参加でき、様々なことを感じさせられましたが、2点大きなポイントを挙げるならば、
 
 まず第一に、我々が日々の歯科臨床に用いている、Astra Tech Implantが現在世界を最もリードしている、革新的なインプラント・システムであり、約10年前に寺西歯科医院の臨床に取り入れたことが、ベストチョイスであったことが立証されたことでしょう。
 
 そして、もう一つの事は、私たち日本の歯科臨床家が行っている臨床レベルが世界的なスタンダードと同等か、あるいはそれ以上であるといったことであり、私を初めとする、多くの日本の臨床家が今後、多くの国際学会にて講演等を行っていかなければならないといった、責任も深く感じたしだいでありました。
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